ネセシティーズのボディーソープ、シャンプー、トリートメントは、
洗っている間は精油の香りが立ちますが、洗い流した後は香りはごくごく薄くしか残りません。
すごくこだわって選んだ精油たちの素敵な香りだから、少しもったいない気もしますが、
ボディクリームや洗い流さないトリートメントなどつけっぱなしにするものと違って、
洗い流したものの香りがずっと肌や髪に残るのは、よく考えたらなかなか不自然だと思ったからです。
なので、香りを持続させるために何かをまた足すということはしませんでした。
私たちの家族は肌が強い方ではないので、無香料のものをセレクトすることが多く、
品質や使用感には満足していたものの、その代わり香りに癒されることもありませんでしたし、
その材料そのものの香りにテンションが下がったりすることもありました。
(マニアックですが、私はビタミンCやコラーゲン自体の匂いが苦手なのです。)
香りに癒されたい日は、お風呂上がりにそのときに必要な精油をブレンドしてマッサージオイルにしたり、
塩や重曹に精油を混ぜて、入浴剤にして楽しんだりはしていましたが、
忙しくなるとついつい忘れてしまいますし、そんな優雅なことはしていられない!という生活だったりもするのです。
私たちは合成香料が絶対的に悪いとは思いませんし、
植物由来の物でも、例えばその植物自体にアレルギーがある方にとっては刺激になりますので、
その場合はご使用を控えていただくよう申し上げています。
ケミカルが悪で自然が善だという極端な見方ではなく、
フラットな立場からいい所や悪い所のバランスを見て、
なるべくいい所取りをします。
ただ、ケミカルでもナチュラルでも、その品質にはこだわります。
私たちは、ご機嫌でいることを大切にしています。
ボディーソープはどこか懐かしい草花の香りがあなたを包み込みます。
シャンプー、トリートメントは、丁寧に時間をかけることが苦にならないよう、ハッピーなオーラをまとった香り。
泡立てることでバスルームに香りは広がりますが、
ボディーソープやシャンプー、トリートメントを洗い流せば、香りも本当にほんのりとしか残りません。
その後はお母さんの匂いを覚える途中の赤ちゃんをすぐに抱きしめて、安心させることもできます。
人間よりも何倍も香りに敏感なペットと一緒のベッドで眠ることもできます。
お気に入りのボディクリームやアウトバストリートメントの香りを邪魔しすぎることもありません。
強い香りが溢れたこの時代だからこそ
複雑で、体調やメンタル、時間の経過でも少しずつ変化を遂げる繊細な植物の香りに触れて、本来の嗅覚を取り戻す。
出汁の味を感じることの出来る舌のように。